2024/7/22(月)
臨時議会が開かれました。
◎注目は、牛久市出資法人3社の決算報告でした。
牛久シャトー (株)
今年3月までの1年間の売上高は、 初めて2億円を突破しました。
しかし、水道光熱費などの料金値上げ、 施設の老朽化による漏水などにより、 当期純利益は5674万円のマイナスでした。
今年3月末現在の債務超過は、 2億3482万円です。
いわゆる「赤字の垂れ流し」の状態であり、 一般民間会社では限界です。
市長による明確な方針の発信、さらには方針転換など大胆な政治決断の時と思われます。
牛久都市開発(株) エスカードビル
令和6年3月末現在の決算では、マンション建設による近隣大規模駐車場の閉鎖等により、地下駐車場収入が313万円増加しました。
この結果、 当期純利益は、 770千円と、わずかながら黒字転換となりました。
ファッションプラザ パシオスやダイソーがオープンしたことにより、 来館者数も増加し、以前の賑わいを取り戻しつつあります。
しかし、引き続き店舗の誘致活動は、緩めてはいけません。
うしくグリーンファーム(株)
本社は、10年前、農業後継者育成と耕作放棄地解消を目的として設立された会社です。
今期は、5期ぶりの黒字となりましたが、市の補助金である営業外収益によるところが依然として大きい決算となっています。
また、牛久市が「2050年ゼロカーボンシテイ」を大きく掲げている中、市のバイオマスタウン構想実現に向け、BDF、エネルギー部門のさらなる充実が求められるところです。